「事務的/日常的会話しながらえっち」という描写が大変に好き

思いつきメモ。エロ話なので注意してください。(このブログそもそもエロでない話が少ない)


もちろん淫語もりもり、いちゃらぶな会話をしながらえっちというのもそれはそれで良いし尊い。そこについて全く異存はない。


しかし、これは本当に個人的な好みでしかないのだが、「やっていることはとろとろの性行為なのに、会話は日常会話、ないし事務的な会話」というのが本当にエロいと思う。性癖。


真面目な会話をしながら時々言葉が乱れる、というくらいでもいいが、もういっそ体の方がどんなに乱れていても会話には一切乱れが生じない、というくらい突き抜けていても良い。お前らそんなエロいことしてんのになんで会話はそんな真面目なんだよ!!!!というくらいのが良い。(どっちにしても快感は感じていて欲しい。これは単なる好み)


これについて、重大なポイントはギャップ効果だと思う。エロはギャップから生じる。普段真面目そうな人がエロい側面を見せると非常にエロい。それがエロシーンそれ自体にも持ち込まれたバージョンがこれなのだろう。


・仕事の話しながら職場で行為に至る同僚
・侵略の話しながらいちゃらぶする魔王と幹部(幹部同士でもよい、むしろその方がいいかも)
・授業やテストの話をしつつエロエロしている幼馴染同士


などが個人的にはとてもエロい。もちろん普通に夫婦や恋人でも良い。エロいもんはエロい。


ただ、エロ小説でいざこれをやろうとしてみると意外と難しい、というか表現にコツがいるような気がした。絵と台詞が完全に分かれていてもそれぞれ表現として独立し得るイラストや漫画と違って、エロ小説では会話と地の文が相互に補完しあっていて、そこを切り離すのは難しい。切り離し過ぎるとギャップ効果が演出しにくい。この辺なんか上手いやり方がありそうな気がした。


この辺もうちょっと研究の余地がありそうなので研究してみてまた短編でも書いてみる。お兄ちゃん攻略日記でも良いのだがあの人たち基本普段かららぶらぶ会話してるので…真奈先輩とかならいけるか…?