二次創作エロを書いてpixivデビューしました

書いた理由は、「他の人のシャニマスエロ読んで自分も書いてみたくなったから」です。当然リンク先は18禁なので18歳未満の方はご遠慮ください。というか18歳未満の方はこんなブログを見てはいけません。

www.pixiv.net

基本的にはノクターンノベルズの人なのでpixivではあまり頻繁には書かないと思うのですが、二次創作はとても楽しかったので今後も何か思いついた時投下するかも知れないです。

それはそうと、今までずっとオリジナルエロしか書いていなかったので、二次創作エロを書く時とまるで思考過程が違うことがちょっと面白くて、軽く書き残しておきたくなりました。

人によって違うと思うんですが、私にとっては結構根本的に、「加算と減算」の違いがありました。「このキャラクターは何をするかな?」と、「このキャラクターは何をしないかな?」の差です。

樋口円香さんは好きなキャラクターなので大体知っているつもりだったんですが、今回二次創作を書くために、まずキャラクターの解像度を上げる必要があると考えて、色々読み漁りました。公式関連の樋口円香さんも読みましたし、他の人の二次創作も読みました。

で、まず、頭の中にかなり(私なりの解釈で)解像度の高い樋口円香さんが出来るんですね。で、その後、元々私が書きたかった展開(自慰バレを起点にしたエロ)があって、そこにキャラクターを落とし込む際、色々な選択肢から「こういう選択肢はないな」という感じで選択肢を枝落とししていきました。結果、最終的に残ったのが↑のエロ創作のような展開です。いわゆる「ひえーはそんなこと言わない」というのをひたすら繰り返していって、残ったものだけを具現化したような感じです。

どうせ読む人すべてのイメージを考慮することは不可能なので、まず自分のイメージを構築して、そこを基準に違和感を発生させないよう整えていく、という方法論です。

一方、オリジナルのキャラクターはその逆なんですよね。元々、書き始める前にはそこまでキャラクターの解像度が高くなくって、書いている間に解像度が上がっていく。それは、例えばエロ展開を書いている時、「このキャラクターはこの展開になったらこういう行動をとるだろうな」という感じで肉付けされていくことによって出来ていく。

例えば、この間書いたこれ、「セックスしないと出られない物件」の続編なんですが、

https://novel18.syosetu.com/n1124he/

ここに出てくる真琴の妹の真魚さんは、エロ展開を書いていく途中で段々キャラクターの解像度が上がっていきました。「この子はこういう方向にいくことにしよう」というのをひたすら繰り返して、最終的にエロ展開が完成する、というような感覚です。

つまり、二次創作が減算法で、オリジナルが加算法と、頭の中でそんなことが起きているような気がしました。当たり前のことなのか、人によって違うのかはよく分かりません。

この頭の切り替え、個人的には結構大変でした。というか、当初オリジナルエロの方の頭で書いていて、「あ、これだと全然樋口円香さんにならない」と途中で気付いて、減算法の書き方に切り替えたらまあまあ私なりには上手くいった、みたいな感じです。

二次創作とオリジナル創作をどちらも頻繁に書いている人もいて、そういう人はとても頭の切り替えが上手いんだなあと感心しました。いや、もしかすると同じ思考法のまま書けるのかも知れないですが。

あと全然関係ないんですが、キャラクターによってどんな自慰バレが発生するかというのはかなり重要な問題で、以前「自慰バレの時制」について書いたことがあるんですが、

eross-masuda.hatenablog.com

今回↑の「続々々・セックスしないと出られない物件」では、「現在進行形自慰バレと過去完了自慰バレの並列発生」というちょっとトリッキーなことをやっています。これは真琴さんと真魚さんの関係性を考慮しての話です。

一方、樋口円香さんはあまり自分の意に沿わないような自慰バレは発生させないだろうな、と思ったので、今回の二次創作エロでは「主体的な自慰バレ」というテーマで書いてみました。割と上手くいったような気がします。

ということで、二次創作楽しかったよという話でした。以上です。