農業用語のエロ表現との相性が極めていいという話

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いや、この件自体、「苗床」なんて言葉エロ小説のどこで使うんだ?という反応の方もいらっしゃり、文化圏によって見えている景色はこうも違うものなのか、と戦慄したりした。いや、私が触手エロ畑出身者なのでちょっと特殊なのかも知れないが。


それはそうと、農業用語はエロ用語と相性がよく、エロ小説脳になっている人間が「これはどうみてもエロ用語じゃろ」と認識してしまう言葉が、実は元は農業用語であるということは割と頻繁にある。


種苗。種付け。種播き。植え付け。苗床。茎挿し。挿し木。植樹。播種。密植。さて皆さん、どれがエロ用語に見えましたか?


当然のことながら、「完熟」や「爛熟」も本来は果実に使う言葉だし、一方「耕作」とか「整地」とか「除草」なんて言葉もエロ表現に転用出来そうだ。「脱穀」はさすがに農業用語としか思われないかも知れないが、実から皮をとるという工程の関係上、エロ表現における転用も当然可能である。そういえば「おくて」なんかも本来農業用語だった。


あと、女性の身体の色んな部位を果実で表現するのも割と一般的。桃とか既に見た目がエロいしな。


茶臼?それはエロ用語ではない、茶葉をひいて抹茶にするための道具だっ。


まあエロとは元来生産行為なのであって、我々がどういうわけか生産行為に興奮してしまう以上、ガチの生産行為である農業とエロの相性が良いのは当然のことなのかも知れない。エロ小説書きが、いかに「新たなエロ表現」に対して貪欲であるか、ということの証左でもある。我々は、常に「このエロい動作をどんなバリエーションで表現するか」を希求し続けているのである。バリエーション大事。


あと、「絶頂」なんかは「人気絶頂」といった言葉でも普通に使われるが、元々は山の頂きをしめす地理用語である。
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まあなにはともあれ、エロボキャブラリー増やしていきたいなーと考えた次第。


あと何の脈絡もなく宣伝なんだけど、策略系妹や小動物系後輩眼鏡っ子や陸上部の美人先輩といちゃらぶするエロ小説、「お兄ちゃん攻略日記」がそろそろ第二部が終わりそうで割と調子が良いので良かったら読んでやってください


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