TSものを書く時に、「TSをどの程度その世界の中で一般的な現象にするか」という話

ちょっと思考実験。


TSものをその内書きたいなーと思っている。性転換もの。いわゆる、男性がある朝女性になっていて、親友に相談してなにやかや、みたいなヤツ。ああいうの好き。


それはそうと、「TSという現象が、どの程度その世界の中で一般的/あるいは認知されているのか?」というのは作品によってまちまちであるような気がする。


ある作品では、主人公自体自分が何故女になったのかさっぱりわからず、理由付けはうやむやのままなんとなく納得していたりする。
一方ある作品では、「TS病」みたいな設定があり、治療法や患者の扱いまで決まっていたりする。


もちろん、エロ小説においてはエロさこそ正義なのであって、エロさの前では世界設定などそれ程大きな問題ではない。ただ一方、時には世界観設定によって感情移入度が高まり、更にそれがエロさに繋がる場合もある。


私がTSものを書くとすれば、「TSはある程度一般に知られている現象の一つ(原因はさておき)」であって、「TSした人に対する保護や保証といった制度もある程度整備されている」という世界観設定にするかなーと思った。そうするとほら。TSに伴う職業保障や生活保障、それに伴ってTS認定を受けないといけないとか、役所にいってTS認定を受ける際に何かエロいことさせられるとか、なんか色々話が広がりそうじゃないですか?エロい検査とかあるとエロそう。悪徳役人にTS認定と引き換えになんかエロいことされるとか。


「TSがある程度一般に知られている現象」だという設定を導入した場合のデメリットって何かなあ?と思ったけど、ぱっとは思いつかなかった。なんかあるかな?「最初TSを信じなかった周囲の人間や親友を無理やり納得させる」という展開が書けない、っていうくらい?


ということで多分TSもの書きます。まだ「書いた!なら言ってもいいっ!」という程筆が早くないのが無念…。連載複数抱えてて新作にまで手が回らんのじゃ…けど短編くらいなら書いてもいいかな…?(それより今の連載をなんとかしろ)