百合ものエロのプレイの区切りに関して

最初強気だった側が、いざプレイが始めるとあっさり敗北して分からされてしまう百合ものエロってエロくね?と思ったので書いてみた。ちょうど社会人百合を書いてみたかったので女上司と普段は気弱な部下、という構図にした。


https://novel18.syosetu.com/n8020gd/


書いていて思ったことだけど、百合はえっちシーンの区切りが結構難しいなーと思った。もちろん絶頂というものはあるのだけれど、男性が絡む場合とは違って、射精という区切りはそこにはない。エロ小説的な表現としてよくあるものの中に、「女性は男性と違っていくらでもイける」というものがあって、これが事実に即しているかどうかはともかくとして、エロ的ファンタジーとして踏襲するべき良文化であることは確実だと考える。となると余計に区切りが難しい。


立場逆転ものは、「当初上の立場にあった側が陥落して負けを認める」という瞬間が一つの重要なマイルストーンであることは確実で、区切りをつけるとしたらそのマイルストーンを利用しない手はないな、と思った。


なので、「精神的に完全に陥落して、そのご褒美としてイかせてもらう」というところまでを一区切りとしてみた。ただ、これについては色々とやりようがあるような気がする。精神的なやり取りについての描写は反省点なので次はもうちょっと書き込んでみる。


というか、エロだけだと百合とは言わないような気がする…。実際にエロを書く上では男性視点って結構重要なんだなあという知見を得た。今度はもうちょっと、好意に至るまでの精神描写を厚くするのが課題。


直接関係ないんだけど、「イったと同時に意識が薄れてしまってそのまま場面転換」っていうのもよくある手法で、便利だしエロいので私もよく使うんだけどここもうちょっとなんか工夫してみたい。意識が薄れたと思ったら直後により強い刺激で引き戻されたりとか?要検討。


というか、一見いかにもエロ向けの舞台装置と見せかけて、実はちゃんと心の交流がある、っていうのが書けると面白そうなので今度はそれに振ってみることにした。敵組織につかまった女性スパイと、それを尋問しようとする女幹部とか、どう見てもどエロしかない展開やんけ…!と思わせておいてわりと純愛とか。あれ、アリなんじゃ?


思い付きを即座にエロ小説にしていく瞬発力を突き詰めていきたい。