なるべく必然性のあるハーレム展開

というのを考えてみていた。

いや、もちろんエロ小説なのだから、重要なのはエロさであって、「それが現実的かどうか」ではない。リアリティなどというものは「その世界の中でのリアル」であれば十分で、読者の身近な世界で起こりえる話である必要はない。

ただ、それでも、完全に荒唐無稽であるよりは、「少なくとも物語世界の中ではきちんと理屈が通っている」という程度には必然性があった方がエロく感じられる、というようなことはないかなーと思っていた。ハーレム展開なんて大抵の場合「現実的」とはかけ離れた話なのだが、だからこそ多少はロジックを通せないものかなーと。

ヒロイン複数名が主人公と関係を結ぶ。しかも自由意志で。買われるわけでも、戦災から保護されるわけでも、世界に男性が主人公一人しかいないわけでもなく。しかもただの体の関係ではなく、きちんと恋愛関係で。

となると、ヒロインたちには、主人公を独占しようとしない理由がある筈だし、そういう関係を受け入れる事情がある筈だ。その理由はなんだろう?

というようなことを考えながら「お兄ちゃん攻略日記」を書いていた。


https://novel18.syosetu.com/n4501fz/


最新話で真奈先輩回。書き始めた時からこの展開にするつもりで、


・知佳と美幌については小学校時代からのこだわり。かつ、知佳と美幌の相互にも恋愛感情があること
・真奈先輩については中学校時代の経験


を「必然性」の素地にしてみた。これで上手くいっているのかはわからないけれど、取り敢えずこのまま突っ走ってみようと思う。
ただ、ここから例の「複数人数でのえっちシーン」問題が全開になる。頑張らざるを得ない。


そろそろお話はまとめにかかります。