そもそも君たちはジャンル「サキュバス」がどんなものなのか知っているのか？
この記事を読んだ。
恐らく実際には、都道府県ごとの地域性というよりは「都道府県ごとに利用人数が大きく異なる為、利用人数が少ない都道府県である程性癖が特殊な一部の利用者の好みが出やすい」ということではないかと思うのだが、それはそうとTwitterでは「ジャンル「サキュバス」ってなんだよwwwww」「どうやってそんなジャンル分類してるんだよwww」みたいなことを言っている人たちが多くいて軽く眩暈を感じた。お前らKomifloのこと何もわかってないな？
そもそもこの記事に反応している人たちの中に、Komifloを利用している人自体が少ないのではないかと思ったので、まず軽くKomifloについて解説しておく。
そもそもKomifloは、株式会社Komifloが運営するエロ漫画配信サービスだ。その漫画の大部分はワニマガジン・コアマガジン・文苑堂それぞれのエロ漫画雑誌に掲載される漫画が配信されており、配信元雑誌には快楽天・コミックメガストア・コミックホットミルクなどのそうそうたるエロ漫画雑誌が名を連ねている。定額制でKomifloを利用すると、そういった雑誌に掲載されるエロ漫画が読み放題となる(ただし、KomifloPlusという追加コンテンツサービスでしか読めない漫画も存在する)。
いきなり話がそれるが、今、Komifloでもっともエロい漫画を描く作家は誰かというと恐らくえーすけ先生だ。
えーすけ先生が描く女性の特徴は、簡単に言うと「とにかくエロい」ということであり、そのジャンルは純愛から寝取らせ、巨乳から貧乳まで多岐にわたる。取り敢えずえーすけ先生のエロ漫画を読む為にKomifloを利用してもいい、というところまでは断言しておく。
あと個人的に大好きなのは平間ひろかず先生。
圧倒的画力で縦横無尽にエロい女性を描くのが平間先生であり、基本的には純愛系いちゃらぶほのぼの系に強みをお持ちだが、描かれる女性のタイプはとにかく多岐にわたっており、巨乳から貧乳、お姉さんから少女まで自由奔放。Komifloを読むなら平間作品をチェックせよ、というのは同じく断言して問題なかろうと思う。
それはそうと集計の話に戻るが、Komifloは基本的に全ての漫画にタグ付けが行われているので、上記ジャンル別順位は単純に「タグごとの利用率」になるものと推測できる。タグはこんな感じだ。
ここで全てのタグが網羅されているわけではなく、このタグの配置は不定期に変化する。どういうアルゴリズムかまでは分からないが、恐らく人気上位のタグがトップページに表示されるようになっているのではないかと思うが推測の域を出ない。全てのタグは
から参照することが出来る。
この画面からご覧いただけば分かると思うが、タグの一つに「サキュバス」というものが明確にある。
言うまでもないと思うが、エロ漫画業界における「サキュバス」というのは淫魔であり、男性のエロい液体を好んで摂取するという設定のエロモンスターである。現状、サキュバス系漫画の殆どは、「現代社会に何故かサキュバスがいた」という設定で、かつそのサキュバスが社会的に認知されているかどうか、またストレートに搾り取るお話か不器用なサキュバスが頑張るお話か、恋愛が絡むか絡まないか、といった分類がある。
個人的には、このジャンルでの名作漫画は「れぐでく」先生が大きな強みをお持ちになっていると認識している。
特に吸inレッスンは非常にエロかった。ただ、現状だとKomifloPlusでしか読めないようだが、一読の価値はあると言っておく。
あと、田辺京先生もこのジャンルに対する強いこだわりをお持ちの先生だ。
田辺先生は同じサキュバスでも様々な個性のサキュバスをお描きになり、サキュバス三姉妹を描くLOVE色ぷち穴は名作であると言っておく。次女が好き。
ともあれ、ジャンル「サキュバス」ってなんだよレベルのツッコミをしている人間はそもそもエロ漫画について知らなすぎるので取り敢えずKomifloの会員になってKomifloを読め。どうせ今暇だろ。
以上です。
